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スタッフや設備を充実させ、気持ち新たに
患者さまの痛みと向き合ってまいります。
2019年に「大塚整形外科」として移転リニューアルいたしました。2009年に南大塚整形外科を開業し、約10年間、地域のみなさまの診療をおこなってきました。検査設備やスタッフを増やし、北大塚に移転したこれからは、より一層患者さまのニーズにお応えできるよう努めていきたいと思います。
南大塚から北大塚に医院を移転された理由を教えてください。
南大塚に開業したのは、2009年でした。それまではずっと大学病院の医局員として勤務していたので、当時は大きな病院をコンパクトにしたような外来をイメージして医院を設計しました。それから10年弱、南大塚で診療してきましたが、「運動療法が十分にできない」、「手術室がないため小手術ができない」など、少しずつ懸案事項が出てきました。
また、地域を詳しく調べてみると、近隣に運動療法ができる施設が思ったより少なかったんです。そこでお困りの患者さまがたくさんいらっしゃるのであれば、もっと施設を充実させる必要があると思い、できるだけ移転前の近くで場所を探しました。大塚駅からも少しだけ近くなったので、電車で来られる方にとっては便利になったかもしれませんね。
移転してどのような点が変わりましたか?
延床面積がそこまで広くなったわけではないですが、より目的に特化した設備を整えられたと思います。
例えば、より充実した運動療法を実現させるために、リハビリ機器を増やし、いまは理学療法士も在籍しています。また、手術室を新設したので、傷の縫合、脱臼の整復などの小手術がおこなえます。検査機器も新しいものを導入しました。とくに骨密度測定機器は、骨粗しょう症治療に有用な大腿骨・脊椎の骨密度が測定できる大型のものに替えたので、患者さまにとっても治療経過がわかりやすくなったと思います。
理学療法ではどんなことをするのですか?
理学療法とは、けがや病気で障害がある方や、将来障害の発生が予想される方に、立ち上がる、起き上がる、歩くなどの基本動作能力の改善や維持を図るために行う治療です。
当院では常勤の理学療法士が在籍していますので、医師の指示のもと、それぞれの患者さま合ったプログラムを立てて、運動指導をおこないます。理学療法士はマンツーマンで患者さまを指導しますので、普段の生活の中で困っていることや悩みごとなども相談しやすいかと思います。
今後はどのような医院にしていきたいとお考えですか?
患者さまにとって利便性が高いのはもちろん、気軽に立ち寄れるような身近な医院になれたらと思います。整形外科には、痛みがあって来院される方がほとんどです。その痛みを少しでも軽減できるように、患者さまのご希望をお伺いしながら治療計画を立て、患者さまに寄り添った診療を提供できればと考えています。